こんにちは。ノコです。
今週のお題が「寿司」ということで初めて【今週のお題】に挑戦。
私にとって「お寿司」といえば思い出すのがバイト先。
大学4年間、某回転寿司チェーン店でアルバイトしていました。
ほとんどの人がアルバイトを選ぶ時、
興味があるもの、時給、立地…と条件で絞ると思いますが、
私の場合は、
「食欲と戦いながら働くのは辛かろう、
それならば見ても欲さない食べもの屋にしよう!寿司屋でいっか」でした。
私、生魚が食べられません。
正確には食べようと思えば食べられるけど特別好んで食べない
(=好きじゃない)です。
なのでお寿司も食べません。
目の前でお寿司をおいしそうに食べている人がいても
全然羨ましくもないしお腹もすかないもんねー!!!
ってなると思ってたんですが…
ひとつだけ誤算。
回転寿司には揚げ物もあれば麺類もある、ということ。
つまりは結局、食欲はがんがんそそられたし
なんなら普通にだいたいお腹すかしてた。
となると、なんで苦手な生魚を扱うバイトをしてたんだろうと、
しかも4年も続けたんだろうと
今さらながら思ったりします。
でも卒業後にもらった高校の恩師の手紙に書いてあったんです。
「俺はよく生徒を叱っていたし、君たちからしたら非常に鬱陶しい存在だったと思う。そんな存在を本当なら避けるなりするであろう多感な年ごろの君が、あえて関わりを持とうとしてきたことが不思議であり、嬉しくもあった。君はそういう苦手なもの、いやだと思うものを避ける道ではなく、知ろう、分かろうとするところがある。それは誰にでも出来ることはない。その分きっと人より得られるものはたくさんあるだろう。」(意訳)
あえて苦手なもの、嫌いなものに向かっていく謎のMっ気。
寿司屋を選択したのもそんな精神が出てしまったのかもしれない。
たしかに当時定年間際のおじいちゃん先生のいう通り
得られたものもたくさんあります。
魚の生臭い匂いに慣れたこととか、
ひとなみに寿司のネタがわかるようになったこととか。
たぶん、この先自分で注文することはないとは思うけど…
以上、寿司の思い出です(*'ω'*)
おじいちゃん先生、元気かなぁ?