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みつばちが持つ可能性。麻薬探知犬から麻薬探知ハチの時代へ。

こんにち。ノコです。

先日仕事のために色々調べものをしていたところ、

ハチにまつわる興味深い記事を見つけました。

 

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ミツバチは麻薬検査に利用できるか?

ミツバチの習性を利用して麻薬探知犬のように

薬物や危険物を感知するセンサーとして活かすというもの。

記事の内容を簡単にまとめてみます。

 

ハチの習性

ハチはよりおいしい蜜を集めるためにするどい嗅覚をもっています。

それはどんなに対象物が遠くても(わずかでも)

匂いをかぎ分け辿りつく能力があります。

 

その感度は麻薬探知犬や化学物質用探知センターと同じレベル。

 

つまり探知センサーの代用になりえるということですね。 

 

 

問題は麻薬探知犬のように

ハチも人間の意のままに操れるかということ。

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ハチの訓練

麻薬探知犬は約4か月もの間、厳しい訓練を受け、

さらに難しい試験に合格して麻薬探知犬として認められることになります。

 

そんなことをハチにできるのか。

命令したり、思い通りに動かせるなんて想像もつきません。

 

しかし実際のところハチの訓練時間は5分とかからないそう。

 

取り締まり対象物の匂いを10秒嗅がせるのと同時に砂糖水を与える。

これを30秒あけて2回繰り返すだけ。

 

それだけで対象の匂いをかぎ分け、追いかけるようになるらしい。

いろいろびっくり。

 

賢いということなのか、単純ということなのか。

 

ハチの用途

この認識した匂いをかぎ分けるハチの特性を活かして、

空港での危険物や違法薬物の探知のほかにも、

医療現場での病因判定などへの応用に期待されています。

 

匂いで病気を識別するって

人間の技術じゃ到底及ばない域。

 

そういえば尿1滴でがんを見つけ出す「線虫」ってのもいましたね。

これも尿中のがんの匂いをかぎ分けるているそうで、

99%以上の効果がありステージ0や1の早期がんも見つけ出すんだとか。

 

生物の嗅覚って本当にすごい。

 

ほかにも可能性を秘めた昆虫 

実験ではハチに限らず、永遠の天敵キッチンに現るGとか蛾も対象に。

その結果今のところ、ハチに絞って研究は続けられているそうです。

 

ハチの中でも「寄生バチ」という種類だそうです。

 

ハチへ期待すること

もしこの高感度ハチセンサーが確立したら、

テロや危険な薬物の輸入を未然に防ぐことができます。

 

医療は早期発見、早期完治を目指すことが出来ます。

 

ただ…

現在、危険物の検知には犬や電子センサーが使われているが、ハチの場合はこうしたものと違い、使い捨てにできる。費用も非常に安いうえ、訓練にも数分しかかからない。

WIRED NEWSより

 

危険物の匂いをおいしいと錯覚させて使い捨てされるというハチ。

人の駒として生まれ、狂わされたまま生涯を終えるのかと思うと

なんだかハチがかわいそうにもなってきます。

 

世の中にはもっと色々「人の役に立つ」ためだけに生かされている

動物はいるとは思うんですけどね。

 

せいようみつばちも同様の能力があるようなんですが、

みつばちにはもっとやらせたくないな。

 

みつばちは、花からおいしい蜜をたくさん集めて

甘い甘いはちみつを作っててほしい。

 

まとめ

ハチをセンサー代用っておもしろい実験だなぁと思いました。

実現する日が来たらいいなぁ。

 

[【参考】

wired.jp

ミツバチは麻薬捜査に利用できるのか? | ギズモード・ジャパン