こんにちは。ノコです。
子連れ家族旅行in北陸 金沢市観光の旅記録です。
初めての金沢観光 王道名所を巡る①妙立寺
北陸旅行2日目。
この日は朝9時にホテルを出発、歩いて金沢駅に。
城下まち金沢周遊バスの1日券を購入しました。
まず初めに向かったのは、忍者寺と親しまれている妙立寺です。
まるで忍者屋敷?知略にあふれた妙立寺
妙立寺は加賀三代目藩主の前田利常公が金沢城近くから移築建立したお寺。
徳川幕府に目をつけられないよう、鼻ほじ~なバカ殿を演じつつも
万が一の時に備えたくさんの武士が起居できる寺院群を新築しました。
その中心に置かれ監視所の役割を担っていたのが妙立寺でした。
表向きは祈願所としての顔を持っています。
というのも見た目は二階建てですが、
実際は四階建て七層と複雑な造りをしているまるで忍者屋敷。
落とし穴や隠し扉、中からは扉を開けられない切腹部屋など
迷い込むと簡単には出られないとかなんとか(そんなことはない)
外装工事中で見れなかったのは残念。
こちらは有料の観光スポットで予約必須。
さらに未就学児は入場不可という子連れには厳しいお寺です(-_-;)
入場料
大人(中学生以上) 1000円
小学生 700円
予約は電話で行います。このときは30分毎ということでした。
時期によってはかなり混みあうらしいです。
見学時間は約40分程。
おもしろすぎる仕掛け満載の屋敷見学
建物内は複雑なため案内人が説明付きで誘導してくれます。
この日は私たち家族のほか、ご夫婦だけでした。
しかし見学中は撮影不可。
撮りたい!ブログに書きたい!という欲を抑えるのが大変でした。
そのくらいおもしろかったんです。
パンフレットにある写真で少しだけ紹介します。
本堂正面に設置された仕掛け賽銭箱
本堂の床に埋めこまれた賽銭箱ってだけ珍しいですよね。
表の顔が祈願所なので普段は賽銭箱、万が一の時は落とし穴になります。
敵「いざ!攻めいらん…(うぉぉぉ~~~)」
みたいな感じ?
本堂裏隠し階段
一見、物置のようにみえる戸の床板をはずすと外へと続く階段に。
床板には溝があり、戸を閉めるとかみ合う造り。
これは床板が外せることを分かりにくくする意味と
もしも隠し通路がバレ、敵の侵入に使われた場合に備え
戸を閉めると戸自体が重みとなって下から開けられないようにするため。
何重にも工夫された隠し通路でした。
伝説の井戸
妙立寺の中心部にあり、どの部屋からも見下ろせる位置にある井戸。
水汲み用に利用されていたそうですが、
横穴があり金沢城までの逃げ道があったとかなかったとか。
今も真偽は不明らしいのですが
現代の技術を持ってすれば真相解明できるのではないか?
説明された時ふと思ったけど聞く勇気がなかった。
モヤモヤするので聞いてみればよかったな~(;^ω^)
そういえば参加前に本堂にて参加に関する注意事項が説明されました。
といっても録音を流しているだけですが。
「忍者寺と呼ばれているせいか甲賀ですか?伊賀ですか?と聞かれますが、忍者とは無関係です」とのことです(笑)
ちなみに入場不可だった息子(1歳)は外で実母と周辺散歩。
ここは私がどうしても行きたくて二人を犠牲にしてしまいました(-_-;)
子ども連れは?
未就学児は入れません。
小学生以上でも40分間の見学(集団行動)ができないと厳しそう。
説明はどれもこれもおもしろいんですけどね!
まとめ
一度は行く価値のある貴重な&仕掛けのおもしろいお寺でした。
案内人が細かく説明してくれるのでとてもわかりやすいし
「なるほど!」「すごい!」の連続でした。
妙立寺へのアクセス
住所:金沢市野町1-2-12
電話:0762-41-0888
拝観時間:9:00~16:00
お休み:元日、法要日
子ども連れ金沢観光② 金沢21世紀美術館のレポはコチラ↓
子ども連れ金沢観光③ 金沢城公園のレポはコチラ↓
金沢観光⑤ 尾山神社のレポはコチラ↓
お読みいただきありがとうございました(*'ω'*)