こんにちは。ノコです。
GWを利用して2歳息子と海の京都といわれる京都の北部へ旅行に行ってきました(^^)/
京都府北部の観光スポット③ 浦嶋神社と泊海水浴場
宇良神社(浦嶋神社)って?
伊根の舟屋群からさらに北へいくと宇良神社(浦嶋神社)があります。
ここは昔話・浦島太郎が載っている資料でもっとも古いといわれる「日本書記」(全文は丹後国風土記に記載)にある物語の舞台になった場所です。
そのため浦島ゆかりの地と浦島物語は全国各地に残されていますが、その中でもこの伊根の浦島物語が最も起源が古いものとされています。
浦島物語は伝承によって話の内容が異なりますが、その中でも日本書記の浦島物語だけはとくに異質で、私たちが知る浦島太郎の物語とはまったく別もの。
そもそも浦嶋子は貧しい漁師の息子じゃなくて、当地を納めた地方豪族の領主でだったらしいし、亀はいじめられていないし竜宮城にも行ってません。
もともとは貴族向けのお話だったのが御伽草子という大衆紙に描かれる際に万人受けするよう漁師で貧乏になったといわれています。
以前、ずっともやもやしていた「なぜ乙姫は絶対開けてはいけない玉手箱を浦島太郎に手渡したのか?」という積年の疑問が解けた話をブログに書きました。
そんなこんなでとくに浦島太郎に思入れがあるわけではないけど、なんだか気になった神社というわけです。
浦嶋神社の横には浦嶋公園があってかなり浦嶋推しなことがうかがえました。
しかも公園内には乙姫と浦島太郎、亀の銅像あり。
なんだかこの距離感に切なさが感じられます。
▼真ん中の輪は時空を表しているとのこと。
浦嶋神社の本殿は茅葺の神明造、拝殿は権現造。
めちゃくちゃ立派でした。
予約をすると絵解きや玉手箱を見ることができるらしい。
玉手箱ちょっと見たかったな。
この日は参拝をすませて御朱印をいただき、あとにしました。
泊海水浴場
浦嶋神社へ向かう道中はほぼ山道なんですが、景色がひらけた場所がありました。
それが泊海水浴場です。
せっかくなので帰り際に寄り道。
ここは200mほどしか砂浜がなく、地元民にしか知られていない京都の穴場ビーチなんだとか。
入り江状になっているんですよね。
波しぶきがかかるゴツゴツの岸壁もかっこいい。
こういう風景、知多にはないので惹かれました。
▼波は結構激しめ?
近くには青の洞窟というボートでしか行けない絶景スポットがあるんだそうです。
岩礁や洞窟などワイルドな地形が間近で見れるんだとか。
この景色もいつか見てみたいな。
意外と海に近い場所に住んでいるけれどやっぱり太平洋側(しかも内海)と日本海側じゃ全然違いますね。伊根に来て潮風の香りがぜんぜん違うなぁとパパが言ってました。
磯臭さが少ないというか匂いが薄いというか。
海の違いを体感しました。
知多の海もいいけれどやっぱり海水浴するなら日本海側がいいな。
(水がめちゃくちゃキレイ!)
さいごに
舟屋群以外の伊根を少しだけまわってみました。
先端に経ケ岬灯台がありますがここから更に奥へ。簡単には行けなさそうです。
伊根は広いな大きいな~。
お読みいただきありがとうございました(#^^#)
こちらは2022年5月の子連れ旅行の記録です。
赤ちゃん、子ども連れでの旅行に役立ちますように☆