化粧品に使われているラメっていったい何なのか
こんにちは。ノコです。
夏の終わり~秋になると魚屋さんでよく見かけるタチウオ。
ばあばがお刺身を買ってきてくれました。
タチウオの刺身はうまいけど
タチウオって淡泊な味やね~!なんて言いながら食べていると
じいじ:このキラキラは化粧品に使われてるんやぞ~
私:えーーーΣ( ゚Д゚)
化粧品に含まれるラメの正体はタチウオ
刺身で買ってきたから知らなかったけど
タチウオの顔ってなかなか厳ついじゃないの。
タチウオにはうろこがなく、表面の銀色でキラキラしたものはグアニンという成分の薄い層。この層は人が触るだけではがれてしまうほど脆いんだとか。
たしかに売られているタチウオの中にはよくはがれているのがあったりしますね~
この薄くて剥がれやすいグアニンから銀粉をつくり、ラメとしてマニキュアや人工真珠、文房具などいろいろなものに使っているんだとか。
シャドウ、リップグロス、フェイスパウダー、ハイライトパウダーとラメ入り化粧品数知れず。髪にもラメ入りヘアスプレーや夏に大活躍するラメ入りボディーパウダーと、もうありとあらゆるものにラメが入っていて、全身をラメで覆っているといっても過言ではないけれど…
まさかタチウオだったとは!!
ただ実はこれはちょっと昔の話。
今は天然素材の雲母(マイカ)を使ってるケースが多いそうです。
ラメラメなアイシャドウの成分を調べてみた
ちなみに私の愛用するキラキララメラメなKATEのアイシャドウ、ブラウンシェードアイズの成分を見てみました。
やっぱり雲母(マイカ)が使われていました。
まだタチウオのグアニンを使っている化粧品があるそうなんですがどれかは特定できませんでした。魚鱗箔は管理が大変で高価らしいので、もしかしたら高級な化粧品に使われてるのかもしれません。
さいごに
刺身のタチウオを食べながらそんな会話をした夕食。
タチウオもまさか化粧品に生まれ変わるなんて思ってもみなかったでしょうね。
最初に魚から銀粉を取り出そうって考えた人もすごいけれど…
お読みいただきありがとうございました(^^)/